官公庁向け大規模システム開発

未来から逆算し「国民生活を支える」

大規模システム開発に挑む

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国民が、より便利に安心して暮らせるように。その目標の実現に向け、NTTデータ信越のエンジニアは積み上げた知見とノウハウ、責任感から生まれる創意工夫を携え、官公庁向け大規模システム開発プロジェクトを推進しています。私たちが普段、国や市町村から受け取る重要な通知書の裏側にはどのような仕事が隠されているのか。本プロジェクトのキーパーソン3名に話を聞きました。

Project Member

プロジェクトメンバー


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システムエンジニアK・I
2011年入社
金融・法人ビジネス事業部 グループビジネス開発部


NTTデータ信越に新卒入社後、金融システムの開発案件に参画。NTTデータへの2年間の出向を経て、2015年から官公庁向け業務システム開発を推進。現在は課長として、官公庁向け大規模システム開発プロジェクト全体を牽引する。

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システムエンジニアT・T
2016年入社
公共・金融ビジネス事業部 グループビジネス開発部


社員ファーストの社風に惹かれ、NTTデータ信越に新卒で入社。官公庁向け大規模システム開発案件では、グループリーダーとしてチームマネジメントに携わり、若手メンバーのフォローアップも担う。

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システムエンジニアK・M
2022年入社
公共・金融ビジネス事業部 グループビジネス開発部


「IT業界で地域貢献がしたい」との思いから、新卒でNTTデータ信越へ入社。官公庁向け大規模システム開発プロジェクトにおいては試験~リリース工程をメインに担当し、2024年4月からはグループリーダーとして活躍中。

Project Structure

プロジェクト体制


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Story 01

組織成長のカギは前向きな提案とリモートメンバーとの協業開発体制


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システムエンジニアK・I

2011年入社

公共・金融ビジネス事業部 グループビジネス開発部

公共・金融ビジネス事業部 グループビジネス開発部は、NTTデータの開発案件に参画し、NTTデータと一緒にプロジェクトを推進する部署です。私は2017年から現在にかけ、NTTデータの官公庁向け大規模システム開発プロジェクトに携わっています。

推進するのは、"行政の効率化"と"国民の利便性の向上"に向けた一大プロジェクト。国民生活を支えるシステム開発案件に、要件定義から設計、製造、試験と一連の開発工程を担えるのは、当社の特長です。

2020年に担当した、新制度利用に関する「更新通知書の郵送対応」に向けたシステム開発は、いまでも印象に残っています。要件定義の段階で、通知時期は決まっていたものの、更新通知書をお届けするまでの流れは未定の状態。通知書には重要な個人情報が含まれていることから、プライバシー保護と期限内での通知の双方を、いかに実現するかが課題でした。

社内のプロジェクトメンバーを会議室に集めて議論を重ね、ホワイトボードに施策案を書き連ねていく日々。そして私たちが出した答えが、プライバシー保護に向け、従来にない確認工程を含めるというロジックに基づいた打開策でした。お客様に提案したところ「ぜひ、その内容でお願いします」と即答いただき、大きな達成感があったことを覚えています。

グループビジネス開発部では、プロジェクトのミッションを実現するため、お客様への前向きな提案を何よりも大切にしています。2020年は20名だったプロジェクトメンバーが現在30名に拡大できたのも、積極的な姿勢を評価いただけたからだと考えています。

30名の中には、長野や新潟からリモートで参画しているメンバーも多いですよ。ロケーション問わず、やりがいのある大規模プロジェクトに携われるのも、当社の魅力だと思います。

Story 02

仕事の成果が「家族」にも届く。確かな手応えを胸に、新しい技術を追求


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システムエンジニアT・T

2016年入社

公共・金融ビジネス事業部 グループビジネス開発部

私は2016年の入社以来、NTTデータの官公庁向け大規模システム開発プロジェクトを担当しています。思い出深いのは、国民に通知を漏れなく届けるための、データ抽出に関するシステム開発案件。グループリーダーとして8名をマネジメントし、要件定義から設計、テスト、リリースまで一貫して携わりました。

私はプロジェクトを推進する上で「決めたことを最後までやり切る」ことを信条にしています。これは今まで指導してもらった、上司や先輩たちの仕事のやり方を見て自然と身に付いたもの。現在の仕事のあらゆる場面で活きています。当社が推進するシステム開発プロジェクトには、NTTデータをはじめ、多くの開発ベンダーが参画しています。数多のステークホルダーと協力し理想のシステムを作り上げるためには、一つの試験においても、全社間で立てた計画を最後まで丁寧に遂行することが不可欠です。結果、無事リリースできた際には、会社問わず、全員がプロジェクトメンバーの一員として喜びを分かち合っています。

そうした仕事の頑張りを"成果物"として目にできるのは、このプロジェクトの一番の魅力ですね。開発したシステムを通して送付されたお知らせ通知書が、私の妻にも届き、自宅で見せてもらったことがあります。妻からは「よく頑張ったね」と嬉しい言葉が。"やってよかった。また次も頑張ろう"と思えた瞬間でした。

これからも質の高いプロジェクトを遂行できるように、先端技術の習得に励んでいます。当社には興味のある技術をとことん学べる部活動があり、トレンド技術への興味からクラウド部に入部。「オンプレミスのファイヤーウォールと、クラウドのファイヤーウォールの違いは?」など、開催ごとにテーマを設けて互いに意見を出し合っています。実務に活かせるテーマなので面白く、良いリフレッシュにもなっています。

Story 03

コミュニケーションが品質に直結する仕事。先輩から受け継ぎ「つなぐ」意識を


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システムエンジニアK・M

2022年入社

公共・金融ビジネス事業部 グループビジネス開発部

私は2022年に新卒入社し、官公庁向け大規模システム開発プロジェクトにおいて、主に試験工程を担当しました。その後2024年よりグループリーダーに昇格し、5名のマネジメントに携わっています。

私のグループでは、テスト環境で問題ないことを確認した上で、商用環境で作業を行うようにしています。というのも、以前システムエラーが発生した際、商用環境で手順通りのリカバリーを踏めずに、周囲に迷惑をかけてしまったことがあるんです。"二度と同じミスはしない"とに誓い、対策を構築。今では適切なアプローチを踏めているため、上司や先輩に都度指示を仰がなくても、自信を持って試験工程を完了できるようになりました。

NTTデータのプロジェクトは多くのベンダーが参画する共同開発で、ベンダー同士、密なコミュニケーションを求められます。たとえば、一つひとつの試験は、他社の試験工程とも密接に連携しているため、「当社はこうした使用状況を想定してこの試験を担当します」と考えを伝えないと、プロジェクト全体で実施すべき試験が抜け落ちてしまうリスクがあります。一度ミスが発生すると、挽回するまでに多くの時間と労力がかかりますし、メンバーへのストレスも大きいので、認識のズレが起きないよう細心の注意を払っています。

これは社内でも同じです。私は毎朝現場のメンバーを集めて、その日の業務の目的について、自分の言葉でメンバーに説明しています。チーム内での意識のズレがなくなることで、業務の理解度が高まり、残業時間の削減につながります。

実は他社との密なコミュニケーションや朝会は、先輩の土屋が行っているのを見て取り入れたもの。グループリーダーになったいま、諸先輩から受け継いだ知見、ノウハウを、自分が後進に伝えていきたいと考えています。

グループビジネス開発部の強みは、エンジニア一人ひとりがプロジェクトのミッションや目的を深く理解し、主体性を持って大規模プロジェクトを推進する力でした。 新たな出会いに溢れる東京勤務をはじめ、住み慣れた長野・新潟でのリモートワークなど、さまざまな働き方の選択肢があるNTTデータ信越なら、エンジニアとしての幅もさらに広がりそうです。