LG-WAN系更改プロジェクト

長野と新潟、協業を更に推進! LG-WAN系更改プロジェクト

LG-WAN系更改プロジェクト

長野と新潟、協業を更に推進! LG-WAN系更改プロジェクト

「LG-WAN(Local Government Wide Area Network)」は、高度なセキュリティを維持しながら自治体間をつなぐ総合行政ネットワークシステムです。今回、長野県内の地方公共団体 のLG-WAN系更改プロジェクト において、お客様の求めるシステムを構築するために、NTTデータ信越では、長野本社と新潟支店で組織を越えて連携 。新技術の採用も実現したプロジェクトの成果について、案件に取り組んだキーパーソンたちに話を聞きました。

Project Member
プロジェクトメンバー

システムエンジニアH・A
1998年入社
公共・金融ビジネス事業部 開発部/基盤ビジネス部

新卒入社後、自治体向け行政PFのミドルウェア開発や、GIS の提案・開発・構築を担当しキャリアを重ねてきた。現在は課長として、公共・金融ビジネス事業部のほかに、品質保証室・基盤ビジネス部・ソリューションビジネス 事業部を兼務する。

システムエンジニアH・T
1994年入社
基盤ビジネス部

グループの安定性やアットホームな組織に惹かれて 新卒入社。 年金システム開発やNTTデータ社内システム開発を経て、基盤ビジネス部でサーバ 、ネットワーク機器の設計・提案・提供までをトータルで行ってきた。

システムエンジニアK・M
2021年入社
公共・金融ビジネス事業部 営業部

NTTデータ グループの強みを生かし、社会に新しい価値を創りたいという思いで新卒入社し、現在は営業部に所属 。各種ソリューションの顧客対応を中心に経験を重ね、初のネットワークインフラ案件として本プロジェクトに参加した。

Project Structure
プロジェクト体制

LG-WAN系更改プロジェクト体制図

LG-WAN系更改プロジェクト体制図

Project Story
プロジェクトストーリー

Story 01新潟支店との「組織の垣根を越えた 協業」がもたらした新たな価値

システムエンジニアH・A 1998年入社システムエンジニアH・A
1998年入社
公共・金融ビジネス事業部
開発部/基盤ビジネス部

システムエンジニアH・A 1998年入社
公共・金融ビジネス事業部 開発部/基盤ビジネス部

今回のプロジェクトにあたって求められていたのは、自治体ネットワーク 全体としての堅牢性と信頼性の確保です。既存ネットワークにおいてもサーバ二重化等で堅牢性や信頼性を高めていましたが 、製品の終売や仕様変更などで、そのままの移行は不可能な状況でした。お客様が安心し、納得いただける提案にするために、構成の変更・調整を繰り返す必要がありました。


加えて更改のタイミングは、同自治体の別プロジェクトや他自治体の案件などが錯綜している時期で「長野 本社だけではやりきれない」という状況。そこで新潟支店と連携し、チームを組んでプロジェクトにあたることになったのです。


新潟支店には今回の更改に必要な専門知識を持った課長をはじめ、多方面の有識者が在籍している非常に心強い存在です。さらに新潟支店の設備があれば、「サーバをある程度立ててからお客様のところに運ぶ」といった作業も可能となります。
提案においては要件を叶えるために初めての技術も採用。お客様から圧倒的な信頼を獲得している竹田を中心に、新潟支店メンバーと共に粘り強く説明を重ね、最後は「NTTデータ信越さんに頼るしかない」という言葉もいただき採用が決定、プロジェクトは成功裏に完遂しました。


NTTデータ信越の強みは、地域に根差す会社の規模感だからこそ隅々まで目が届き、 同じ方向を向いてチームワークを発揮できること。若手もベテランも自分の意見を持っていて、気が付いたことはすぐに共有してくれますし、前向きなことが魅力だと思います。営業の顧客に寄り添う力、リーダーの計画力・折衝力、メンバーの技術力。これらが全て揃わなければ完遂できなかったプロジェクトだと改めて思います。


その後、他自治体でも同じ技術を採用したプロジェクトが進むという大きな成果にもつながっています。自治体によって、ネットワーク構築の要件や求める機能はそれぞれ異なるもの。これからも時代の流れをしっかりと見ながら、お客様にマッチした技術を提案していきたいと考えています。

Story 01心強い有識者と取り組んだ、クラスターシステムの提案・実装

システムエンジニアH・T 1994年入社システムエンジニアH・T
1994年入社
基盤ビジネス部

システムエンジニアH・T 1994年入社
基盤ビジネス部

私が所属する基盤ビジネス部は、事業部を問わずさまざまなお客様のシステムの更新、問題点・改善のヒアリングを担う組織です。私は長野本社 で主に自治体に向けてPC、サーバ、ネットワークの整備を行ってきました。お客様に有益な新技術や機器が登場した際には提案・導入もサポートしています。


LG-WAN系更改プロジェクトでは、サーバ基盤の入れ替えにあたってその設計を担いました。既存の庁内イントラネットシステムは、私たちが2019年に提供したもの。二重化サーバによって守られたユーザー管理、サーバ 、メール、ウイルス対策、資産管理、障害監視といった機能を新たなサーバ基盤に移行し、堅牢で安定したシステムを構築することが必須要件でした。


ところが、既存のシステムに導入していた二重化サーバはすでに販売終了となり、別の仕組みを提供する必要があったのです。そこで新潟支店の有識者に協力を仰ぎ、選定したのが「クラスターシステム」です。これはシステムを複数のコンピューターで構成するもので、費用面では高価になるものの、堅牢性・安定性は非常に高くなります。


プロジェクトでは提案段階から新潟支店のメンバーが加わり、サーバ構築だけでなく、停電対応の仕組みの設計・構築、ウイルス対策ソフトの移行、バックアップシステムの構築など、チームで話し合いながら設計・構築を行いました。私はこれまで自分で手を動かして設計・構築・納品を回してきたので、今回のようなチームプレイは新鮮な経験です。さまざまなメンバーが開発を進めやすいように交通整理をするという、今までとは異なる役割を担い、無事にお客様に納得いただけるシステムの構築を行うことができました。


私自身も新しい技術を学ぶことができたのは大きなやりがいでしたし、組織として今回の提案のように長野本社と新潟支店と連携をとっていけることは大きな武器となります。 自治体のお客様は、新技術のリスクよりも安定性を重視されることが多いです。しかし、新しい技術にはメリットも多くあります。次のシステム更改時にも、お客様にとって最適な技術提案、システム提供を行いたいと考えています。

Story 01知識不足のままでは「面白くない」。新たな学びを挑戦の礎に

システムエンジニアK・M 2021年入社システムエンジニアK・M
2021年入社
公共・金融ビジネス事業部 営業部

システムエンジニアK・M 2021年入社
公共・金融ビジネス事業部 営業部

私がNTTデータ信越に入社したのは、グループが持つ強みと、私自身の探求心を掛け合わせることで、「社会に新しい価値を創る」ことができそうだと感じたからです。実際にこれまで県内の農業GISソリューションや自治体ネットワークインフラの提案に関わり、成長してこられたと感じています。


今回のインフラ更改案件では、技術面を担う竹田さんと一緒に担当営業として提案活動を行いました。しかし、これまでソリューションの営業が中心だった私にとって、インフラ案件に携わったのは今回がはじめて。最初は仮想化技術もネットワーク構築も、何もわからない状態でした。


プロジェクトは当初、提案していたサーバ構成が費用の大幅な高騰により実現不可能になるという、大きな壁に直面しました。新潟支店の協力を得ながら、構成の修正提案を進めていましたが、知識の乏しかった私では代替案を提示することができず、先輩社員の動きを傍で見ながら学ぶしかない状態。自分事として考えることができなければ、お客様の話にもついていけず、ちっとも面白くないと痛感しました。


どうにかしなければという思いから、とにかく目の前の問題をかみ砕き、積極的に知識を吸収することを意識しました。「ここって、どうなっているんだろう?」と自分で調べたり、竹田さんに質問をしたりと主体的に学ぶうちに、だんだんと「もっと知りたい」という思いが強くなっていったんです。


どうすれば課題の本質を引き出すことができるのかということも考えるようになりました。新技術を採用した提案をお客様に納得いただくために、どのように機器を組み合わせるのか、どんな仕様なら費用を抑えられるのか。提案において大切な考え方を、今回のプロジェクトから学ぶことができたと思っています。


この経験を経たからこそ、今ではお客様の課題を主体的に捉え、社会情勢も踏まえた提案活動ができるようになり、他の自治体にも納得いただける提案を実現しています。NTTデータグループには、社会的なインパクトが大きな技術やソリューションが多くあります。それらを地域に実装し、やがては長野から全国へ広がるような挑戦も実現していきたいですね。

LG-WAN系更改プロジェクトメンバー集合写真

おわりに

新技術を使った難易度の高いハードル設定にも関わらず、無事に完遂の上、さらなる案件獲得にもつながった今回のプロジェクト。その背景には、お客様からの信頼と抜きんでた技術ノウハウという、それぞれの強みを持った拠点 同士の連携がありました。NTTデータ信越の総合力を発揮して地域社会に新たな価値を提供する。こうした機会は、今後も増えていくことでしょう。