タブレット型現地調査システム

農地台帳のような現況管理情報を地図データと合わせタブレット端末に搭載して持ち出し、現況との差異を調査し結果を持ち帰るための電子野帳システムです。

システム概要

本システムは、多数の目的地点を巡回して記録を取る業務の効率化、作業ミスの抑制に貢献します。

タブレット上で、予め登録した目的地点を地図上に表示し、現地で確認した結果を記録します。

これまでの適用事例は以下の通りです。

適用事例

転作の現地確認 経営所得安定対策の生産調整に係る現地確認業務に。現場を回りながら「場所」と「転作作物」を確認し、結果を記録します。
農地パトロール 遊休農地の解消・活用や無断転用防止を目的とした農地利用状況調査(農地パトロール)業務に。農地の状況確認や写真撮影などに加え、農地中間管理機構への報告項目も記録することができます。
作業受委託指示 特定作物の刈取や防除などの各種作業を委託する際に、作業者へ「場所」や「作業内容」を指示し、その結果を記録します。


お客様が抱えている課題

地図 毎回大判用紙に地図を印刷し、持ち歩かないといけない。煩雑だしコストもかかる。雨の日は地図が濡れないように気を付けないといけないし、土地カンのない所では現地に辿り着くまでに迷うことも。
二重入力 現地で情報を手書きし、戻ってから再度データ入力。一度で済ませたい。
写真 デジカメで写真を撮っても農地は似たような景色が多くどの現場の写真か分からなくなってしまう。かといって、毎回黒板に日付や地番を書いて写すのは面倒。
チェック 多数の現場を回ると、どこを回ったのか分からなくなることも。

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導入による効果

地図 タブレットで地図が見られるので、現地に大きな紙を持ち出す必要がなくなります。プロッタや用紙のコスト削減につながります。現在地が確認できるので迷うこともなくなります。
二重入力 現地での更新情報を電子データとして取り込めるので二重入力は不要です。
写真 タブレットのカメラ機能と連動して写真撮影ができます。ファイル名にピンの属性情報(地番など)が自動付与されるので、ファイル管理がカンタンです。
チェック チェック済みのポイント(ピン)は、色を変えることが出来るので、未確認/確認済が一目で分かります。

適用予定業務

農業分野では中山間地域等直接支払制度の現地確認での適用を予定しています。
農業以外では、自治体様や公共団体様における、道路部門の反射鏡・街路灯等の施設調査や、都市計画部門の家屋等建築物の空き家の調査、防災部門の屋外拡声子局や備蓄倉庫や貯水槽の定期点検などへの適用も想定しております。

詳細はお気軽にお問い合わせください

公共・金融ビジネス事業部
TEL:026-223-7051 長野本社
TEL:025-244-8181 新潟支店